md-logとは?

md-logは、AIコーディングエージェントが自らの作業をMCP経由でMarkdown(.md)レポートとして書き出し、人がWeb・モバイル・タブレットでレビューしてペンで注釈を付け、すべての保存が不変のバージョンになる、人間参加型(human-in-the-loop)のレビュー・アーカイブ層です。

md-logを一言で

md-logは、AIコーディングエージェントが自らの作業や分析をMarkdown(.md)レポートとして書き出し、人がWeb・モバイル・タブレットで快適に読み、レビューし、承認するレビュービューアであり、アーカイブ層です。エージェントはMCP経由でレポートをファイルパスに保存し、レビュアーはペン(S-Pen・Apple Pencil)で注釈を付け、すべての保存が不変のバージョンとして積み重なります。

核心は一文に集約されます。「diffではなく、レポートをレビューする(review the REPORT, not the diff)」。 md-logは、あなたの代わりにコードを審査する自動コードレビュアーではなく、人の判断を支えるレビュー・記録ツールです。

どんな課題を解決するのか — バイブコーディングのレビューのボトルネック

エージェントに自然言語で方向性だけを与えてコードを大量に生成する、いわゆる**バイブコーディング(vibe coding)**では、エージェントが吐き出すすべてのdiffを人が一行ずつ丁寧に読むことは事実上不可能です。変更量は多く、コンテキストは散らばり、レビューはデスクのIDEに縛られています。

その結果、レビューは形式的になりがちで、エージェントが何を・なぜ・どんな影響で変えたのかという記録が残らず、後からチームメンバーや新しいエージェントがコンテキストを見失います。

解決のしかた — レポートをレビューし、人が判断する

md-logは、レビューの単位をdiffからレポートへと移します。エージェントが「何を・なぜ・どんな影響」でまとめたMarkdownレポートを残すと、人はそれを読んで承認または却下します。判断の主体は依然として人であり(human-in-the-loop)、md-logは人の目が向かう表面を、diffの山から読みやすいドキュメントへと置き換えます。

一目でわかる動作の3ステップ

  1. エージェントがレポートを残す。 Claude Code・Claude Desktop・OpenAI Codex・CursorなどのMCPクライアントがURL(https://mcp.md-log.com/mcp)一つで接続され(インストール不要、キーだけ)、作業を終えるたびに.mdレポートをパスに保存します。フォルダは保存時に自動生成され(mkdir -pのように)、画像も一緒にアップロードされます。
  2. 人がレビューして注釈する。 Webアプリ・モバイル・タブレットでレポートを読み、ペンが使えるタブレットでは手書きで注釈を付けます。レビュー・注釈の詳細
  3. 不変バージョンとして積み重なる。 すべての保存が新しいバージョンになり、プロジェクトのAIコラボレーション履歴が蓄積されて、この記録は新しいチームメンバーや新しいエージェントのためのオンボーディング資料になります。

3つのトラック — 個人・チームコラボレーション・On-Premise

md-logは3つのトラックで提供されます。

区分個人(Individual)チームコラボレーション(Team)On-Premise
提供形態運営会社ホスティングのSaaS、無料運営会社ホスティングのSaaS、無料セルフホスト
人数1人チームあたり最大5人人数制限なし
始め方app.md-log.comで登録 → 設定 → トークンでMCPキーを自分で発行ログイン後にチームを作成 → メールでチームメンバーを招待営業へのお問い合わせから導入
データの場所運営会社のサーバー運営会社のサーバー社内ファイアウォールの内側、自社インフラ
向いているケース個人・小規模な試用、すぐに開始小規模チームでレポートを一緒にレビュー・注釈より多くの人数、またはコードのコンテキストや意思決定(IP)を外部クラウドに置きたくない場合
申し込みクレジットカード・営業問い合わせ不要クレジットカード・営業問い合わせ不要お問い合わせ

チームコラボレーションは無料ホスティングSaaSの中ですぐに使える正式機能で、1つのチームは最大5人まで一緒に使えます。ドキュメントやフォルダ(配下すべて)をチームに共有すると、メンバーはレポートを読み、エディター以上は新しいバージョンを保存し、全員がお互いのペン注釈をバージョンに固定された形で見られます。詳しくはチームコラボレーションのドキュメントをご覧ください。より多くの人数が必要な場合や、レポートを社内ファイアウォールの内側に置く必要がある場合は、On-Premiseセルフホスティングに進んでください。

主要コンセプト

  • MCP自動収集: エージェントのルールファイル(Claude CodeはCLAUDE.md、CodexはAGENTS.md、Cursorはプロジェクトルール)にルールを1行入れておけば、毎回「保存して」と言わなくても、エージェントが作業後にレポートを自動で残します。
  • 不変バージョン: すべての保存・修正・追記が新しいバージョンになり、commit_messageがバージョン履歴に残ります。移動・名前変更は履歴と注釈をそのまま保持します。
  • マルチデバイス+スタイラス注釈: Web・iOS・Android(スマホ・タブレット)でレビューし、ペンが使えるタブレットではS-Pen/Apple Pencilで手書き注釈を付けます。注釈は特定のドキュメントバージョンに固定(version-pinned)されます。
  • チームコラボレーション(無料): チームを作ってメールでメンバーを招待し(チームあたり最大5人)、ドキュメントやフォルダをチームに共有して一緒にレビュー・注釈します。Webのファイル一覧やモバイルの専用タブで、共有されたレポートを確認できます。チームコラボレーション
  • プロジェクトメモリ/オンボーディング: 蓄積されたレポートはプロジェクトのAIコラボレーション履歴となり、新しいチームメンバーや新しいエージェントが素早くコンテキストを把握する資料になります。

誰のためのツールか

md-logは、AIコーディングエージェントとともに計画 → レビュー → 承認のループを回す開発者、テックリード、EM、小規模チームのためのツールです。特に、デスクを離れて移動中やタブレットで、エージェントの作業を非同期にレビューしたいレビュアーに役立ちます。

次のステップ

よくある質問

md-logとは正確には何ですか?

md-logは、AIコーディングエージェントがMCP経由でMarkdown(.md)レポートとして残した作業・分析内容を、人がWeb・モバイル・タブレットでレビューし、ペンで注釈を付け、すべての保存を不変のバージョンとして蓄積する、人間参加型のレビュー・アーカイブツールです。核心は、diffではなくレポートをレビューするという点です。

md-logはコードレビューツールですか? 代わりにコードを審査してくれますか?

いいえ。md-logは自動コードレビュアーではなく、レビュービューアであり、アーカイブです。エージェントが残したレポートを人が読んで承認・却下し、判断は常に人(human-in-the-loop)に委ねられます。

バイブコーディング(vibe coding)とは何ですか?

バイブコーディングとは、人がAIコーディングエージェントに自然言語で方向性を与え、エージェントがコードを大量に生成する開発スタイルです。すべてのdiffを一行ずつ読むのは難しいため、md-logはレビューの単位をdiffからレポートへと移します。

md-logは無料ですか?

個人ユーザーは運営会社がホスティングするSaaSを無料で使えます。app.md-log.comで登録し、設定 → トークンで自分のMCPキーを発行するだけで、クレジットカードも営業問い合わせも不要です。チームコラボレーションも同じ無料SaaSの中でチームあたり最大5人まで無料で使え、より多くの人数や社内でのデータ保管が必要になれば、セルフホスト型のOn-Premiseへ拡張します。

md-logをチームで使えますか?

はい。無料ホスティングSaaSの中でチームを作り、メールでチームメンバーを招待して(すでにmd-logアカウントを持っている人、チームあたり最大5人)、ドキュメントやフォルダをチームに共有し、一緒にレビュー・注釈できます。より多くの人数が必要な場合や、レポートを社内に保管したい場合は、On-Premiseへ拡張できます。詳しくはチームコラボレーションのドキュメントをご覧ください。

どのAIエージェントで動作しますか?

md-logはClaude Code、Claude Desktop、OpenAI Codex、Cursorをはじめ、あらゆるMCPクライアントと連携します。URL(https://mcp.md-log.com/mcp)一つで接続するのが基本かつ推奨の方法で、インストールもNode.jsも不要で、発行したMCPキーだけで使えます。ローカルファイルパスからの画像アップロードが必要なときのみ、npx -y md-log-mcpのローカル方式(Node.js 22以上が必要、MDLOG_API_BASE_URL・MDLOG_PATの環境変数)をオプションとして選べます。